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2024年版【弦レビュー】おすすめのアコースティックギター弦

2024年11月15日

生徒さんからおすすめのアコースティックギター弦はをよく質問されるけど、 答えるのはナカナカ難しい。

ギター弦は多くのメーカーがあるし、素材やゲージ(太さ)など種類も豊富だから。あと、ギター本体との相性や、弾き手の好みもあるからね。

でも、『あれこれ試して、気に入ったものを使ってね!なんて答えたら困ってしまうだろうから、僕のオススメをご紹介します。

迷ったら定番弦を

D'Addario(ダダリオ)EJ16 フォスファーブロンズ Light

アコースティックギター弦で定番中の定番と言えばダダリオ EJ16 でしょう。

まずはこの弦を自分の基準にして、他の弦を試していくのが良いと思います。

僕は煌びやかで自然な響きを気に入っているから、自分のアコースティックギターには全部これを使用しています。

弱点はコーティング弦に比べて錆びやすく、音の劣化も早いことかな。でも、1ヶ月に1回交換することで新しい弦の煌びやかな音を毎月楽しめますよ。

頻繁に弦交換をする方には3セットパックがお得です。
ダダリオ弦は劣化を防ぐ特殊ポリマーの袋に1セットずつ密封されているから保管も安心です。

サビにくい長寿命コーティング弦

Elixir(エリクサー)について

サビに強いコーティング弦と言えば、エリクサーが定番。頻繁に弦交換のできないギター教室のレッスン用ギターには、全てこれを使用しています。

コーティングの効果で弦の表面がツルツルだから、少ない雑音でスルッと滑らかにポジション移動できるのもメリットだ。

エリクサー弦のコーティング

張り替え時の高音質を、コーティングの無い普通の弦より3~5倍も長持ちさせるとメーカーが宣伝する通り、ノーマル弦に比べて弦交換の回数が減らせています。
サビにくさは圧倒的で、本当に長持ちします。

Elixir フォスファーブロンズ Light

低音弦が赤っぽい素材の弦です。明るく煌びやかで深みのある音色なので、ソロギターを弾く方やガンガン弾きたい弾き語りの方に向いています。

僕はフォスファーブロンズの方が好みです。

Elixir 80/20ブロンズ Light

低音弦が黄色っぽい素材の弦で、落ち着いたストロークやアルペジオ中心の弾き語りに向いています。

弦に関するよくある質問

オススメのゲージは?

弦は同じシリーズの中にもLight(ライトゲージ)やMedium(ミデアムゲージ)といった弦の太さが何種類もあるけど、迷ったら Light(12-53)を使ってみましょう。

それでしばらく弾いてみて、張りが強すぎると感じればCustam light(11-52)や Extra Light(10-47) に、もっと太く豊かな音を出したいならMedium(13-56)に替えましょう。

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まとめ

ギターを買い替えると費用がかかるけど、弦は消耗品だから交換ごとに種類を変えても余分な費用はかからない。しかも、けっこう音が変化します。

自分のギターであれこれ試して、相性の良いお気に入りを見つけてください!

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アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「多くの方にギターの楽しさを知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立しました。

ギターを弾くことやレッスンすることが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物です。