アメリカの老舗アコースティックギター・メーカー「Martin」に関連する書籍が3月17日に発売されたので、早速購入しました。
最近読んだ新聞の記事に『2025年の調査で、大学生が1ヶ月に支払った書籍費が1,000円を下回った』なんてあったけど、僕は書籍費をけっこう使っています。
書庫の断捨離をしている途中なのに、3歩進んで2歩下がるって感じだ(笑)
ザ・マーティン マーティン200年の軌跡とアメリカ音楽の変遷
本書は、マーティン・ギターの創業者C.F.Martinの誕生した1796年、修業時代やドイツから家族とともにアメリカに渡り1833年に工房を兼ねた楽器店を開いたことから始まります。

そして約200年に渡っての各時代のミュージシャンとの関わりや、マーティン博物館所蔵の貴重な写真や資料など、マーティン社の歴史を通じてアメリカ音楽の歴史が記されていきます。
これまでに出版されたマーティンの関連書籍は何冊も持ってるけど、ここまで歴史に焦点を当てた書籍はなかったな。

文字は大きめで読みやすく、老眼には大助かり!写真などもたくさん掲載されているから理解しやすい。

目次はこんな感じ。
- 第1章 ヨーロッパ時代のマーティン
- 第2章 新天地ニューヨークへ
- 第3章 ペンシルヴェニア州 ナザレス・チェリィヒル工房
- 第4章 CFマーティン&カンパニィの設立
- 第5章 フランク・ヘンリィと新しい伝統づくり
- 第6章 ポピュラー音楽の醸成とマーティン
- 第7章 マーティンが〝ゴールデン・エラ〞と呼ぶ時代
- 第8章 大恐慌下の音楽とマーティン・ギター
- 第9章 アメリカ音楽の多様化とマーティンを選んだミュージシャンたち
- 第10章 栄光と挫折、そして再出発
- 終章 マーティンを支えた奇才 ディック・ボークの物語

著者の須貝重太については以前からギター・ムック『丸ごと一冊マーティンD-28』『丸ごと一冊マーティン“000/OM”』の企画・編集に携わっていたことは知っていたけど(残念ながら持ってない…)、マーティンの日本総販売代理店で働いていた経験もあるんだとか。相当マーティンギターが好きな方のようです。
帯には、THE ALFEEの坂崎幸之助が「現場の裏事情まで知り尽くした彼にしか書けない渾身の一冊」と推薦文を書いているのも凄いな。

まとめ
多くのギターメーカーがアコースティックギターを作るのに手本としている、老舗マーティン。
ギターを弾くのは楽しいけど、ギター本体のことや歴史を知るともっと楽しくなりますよ。ギター好きの方には、ぜひ読んでほしい1冊です。
