ヴァイオリンと一緒に演奏する機会を持ってから、聴く曲や練習方法が変わってきた。
ヴァイオリンとギターの二重奏は楽しいし、素敵な音色を生で聴く機会が増えたので興味が出てきて、ヴァイオリンのCDや関連書籍も徐々に増えてきました。
一緒に演奏してくださるヴァイオリン奏者の石田先生はものすごく上手いので、パガニーニをしっかり練習しておかないと…。
ヴァイオリン専門店へ行ってきた。
今日は休講日だったので、名古屋市内にあるヴァイオリン専門店に出かけてきました。
広々とした店内に入ると、ヴァイオリンが何十本も壁に掛けてある。ギターならガラスケースにディスプレイされているようなものばかりなのに、そもそもガラスケースが店内に見あたらない。
やはりギターとは感覚が違うようだ。ギターが買えそうな値段の『弓』が平台にサラッと並んでいたりするし…。
居場所に困って楽譜コーナーで「パガニーニ」の項目を探索したら、『ヴァイオリンとギター』の楽譜は1冊しかない…やはり珍しい組み合わせなんだろうなぁ。アウェイ感でいっぱいだ。
ヴァイオリンの選定
とはいえ、ヴァイオリンを見るのが目的だったので、店員さんにお勧めのものを用意していただいた。楽器についての知識がないので、上手く選べるか不安だ。
アコギやクラシックギターなら、買うべき楽器かどうかはすぐに判断がつくんだけどなぁ。楽器選びの初心に帰る、貴重な機会が持てたのは良かったかな。生徒さんたちも、ギター選びはこんなに不安なんだろうか?
ヴァイオリンのことは良く知らないので、店員さんにあれこれと尋ねてみた。ヴァイオリンは有名製作家の作品をモデルにしたものを製作することが多いみたい。聴き比べたヴァイオリンは同じブランドの【ストラディバリウス】モデルと【グァルネリ・デル・ジェス】モデルを計3本。それぞれに個性があって音の出方も違う。
あるレベルに達していれば『どれが良い音か?』というよりも『どれが好みか?』になるのはギターと同じかな。そんなことを考えながら聴いていると、低音に拡がりがあって、音に主張のある【グァルネリ・デル・ジェス】モデルに魅力を感じてきた。
でも、ここまで判断するのに、聴き比べで2時間もかかってしまった…。お店の方、お付き合いありがとうございました。若い店員さんの親切に甘えて、いっぱい弾かせてゴメンナサイ。
ということで、持ち帰ってきちゃいました!
裏板のメイプル(楓)は虎杢がしっかりと出ていて綺麗です。
ギタースタンドに上手くハマったので、このまま飾っておきたいくらい。