愛用のイタリア製クラシックギターに合う弦探しを再開しましたよ。
2ヶ月前まではヴァイオリンと合わせることを前提に、音が柔らかく豊かな鳴りのオーガスチン社「リーガル/赤」を使っていたけど、ソロ曲が中心になったら少し物足りなさを感じてきたんです。
今回の弦は
- 低音弦はサバレス社「カンティーガ・プレミアム」のノーマルテンション
- 高音弦はオーガスチン社「パラゴン」のミディアムテンション
という、お気に入りの弦を組み合わせてみました。
パラゴン対カンティーガなんて言うと、まるで怪獣映画のよう。どちらも強そうな名前だ(笑)と一人でウケてた。
低音弦
サバレスの最新低音弦「カンティーガ・プレミアム」は、重厚感や輝きがあるのにクリアな音なので気に入っています。しかもサバレスのピーンという個性も感じられキレイに響きます。
しかも従来の「カンティーガ」より耐久性がアップしたから、定番のオーガスチンと同じくらい使えます。
高音弦
オーガスチンの最新高音弦です。「パラゴン」はフロロカーボン弦によくあるハッキリとした音だけど、太くて包容力のある音色です。サバレスだとキンキンとてしまうギターに向いています。
問題発生だ!
「クラシックギター弦のドリームチームや~!」って感じ(自己満足)で期待して張ってみたけど、あらら…ハイポジションの音程が合いません(泣)
サグレラス作曲「はちすずめ」
生徒さんが持ってきたサグレラス作曲「はちすずめ」の下読みをしてみたんだけど…指板全体を使うから、音程のズレがバッチリ分かってしまい気分が悪い。
1弦だけがハイポジションに進んでいくと、音程が低くなっていきます。ダメだこりゃ。
実験なので3日ほど様子を見てみたけど、安定した状態になってもこの通り1弦だけがズレています。
1弦の解放弦
1弦の7フレット
別のギターに使った「パラゴン」は問題なかったから、たまたまハズレの弦だったのかも。
とにかく音痴の弦では練習できないので、次に準備していたオプティマ社のフロロカーボン弦に交換したら音程はバッチリ合いましたよ!
まとめ
弦が音痴だったら諦めて交換しましょう…弦は不良でも返品できないし、音程が合わないまま弾くことはできないからね。
次は高音弦をすべてオプティマのフロロカーボン弦にする予定です。
皆さんも自分のギターで弦をあれこれ試して、相性の良いお気に入りを見つけてくださいね!
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