アコースティックギター教室

元生徒さんのお友達がご入会!~ギターがどんどん上手くなっていったから

2024年6月25日

もうすぐ22時。最後の生徒さんが綾香の「三日月」を弾き終えてレッスンが全て終了しようとするころ。

「入ってもいいですか?」と控えめにギター教室のドアを少し開け、遠慮がちに顔をのぞかせる方が。

30代の女性がアコースティックギターを始めたいと、教室のご案内を聞きにいらっしゃったのだ。

『お待ちしていました。どうぞお入りください』

カラオケに行くのが好き!

以前はギター教室の近く、名古屋市緑区に住んでいたけど転勤で市外に出ていて、また最近、戻ってくることができたんだって。

レッスンやギター教室についてご説明した後、アコースティックギターを持参されたので少し弾いてもらおうと思ったらビックリ!

タカミネのエレアコに張られているのは数年物の錆び錆びの弦だった。住宅の事情で普段はエレキギターを弾いているから、あまり使っていなかったんだとか。

なごり雪 ギター

でも、『ほとんど弾けないから~』と照れながら「なごり雪」を弾いてくれました。

友達が以前、習っていた

30代にして「なごり雪」とはナカナカ渋い選曲(笑)リリースは1974年だからね。僕はフォークも大好きだから嬉しいけど。

友達と新旧の楽曲を織り交ぜて、カラオケでよくハモっていたんだって。

しかもその友達は僕の元生徒さんで、5年ほど前に習いに来ていたって。おお!

習っている間にメキメキとギターを上達していく友達の姿を覚えていたから、今回、アズール・ギター教室【鳴海教室(名古屋市緑区)】の近くの実家に戻ってくるタイミングで訪ねてくれたそう。

ありがとうございます!

翌週から、さっそくレッスン!

ご案内の内容や教室の雰囲気を気に入ってもらえたのでご入会いただき、翌週からレッスン開始です。

『基礎からやり直したい』とのことだったので、入門用のテキストからスタート。

アコースティックギターの基礎

独学で弾いていたとはいえ、弦の押さえ方を直したり、リズム譜やタブ譜の読み方を少しお教えしたり、やることはたくさんあります。

レッスンでは、一人ひとりの生徒さんの状態に合わせて習得しやすいよう、様子を見ながら順番に進めています。

大失敗…弦交換で出血!

レッスンしているとき、弦の錆がとても気になった。見た目が良くないし、音がボヨボヨしてたから。という訳で弦交換をすることに。

『弦交換は初めて』とのことだったから、僕が作業するところを見てもらうことにしました。

叔父さんからもらったというタカミネのエレアコは、弾きやすいように弦高調整をした跡が見られて好印象。ただ、弦のヘッド側の処理がイマイチだったからペグから外しにくくて…エイエイ。

この画像は僕のギターなのでキレイに張ってあるけど、生徒さんのは絡みついて外しにくい状態だった。

アコースティックギター 弦の端

生徒さんには『アコースティックギターの弦を交換していると、たまに弦の先端がプスッと刺さって出血する事があるんだよね~』なんて冗談半分でお喋りしながら作業していると、

プスッ

やってしまいました。しかも生徒さんに見られてしまったよ。『弦交換のときは気を付けてね!』って言っていたのに恥ずかしい…。

でも、新しい弦になったギターを弾きながら『音がキラキラして、全然違う~』って喜んでもらえたから良かった。

お友達のようにメキメキとギターが上達するよう、レッスンしていきますね。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!