このブログでは、アズール・ギター教室に通う生徒さんが新規で購入されたギターを一部ご紹介することがあるけど、今回は特別に古くからお持ちの凄いギターをご紹介します。
このヘッドのデザインを見ただけでワクワクしませんか?
Hernandez y Aguadoのギター
「エルナンデス・イ・アグアド」はスペインのマドリッドにあった歴史的ギター製作工房のひとつで、マヌエル・エルナンデス(1895~1975)とビクトリアーノ・アグアド(1897~1972)のふたりによるブランドです。
1960年製のギターなので、60年以上経ってるから風格があります。ご実家から出てきたとのことだけど、このクラスのクラシックギターを入手できるとは…当時の貨幣価値を考えるともの凄いことです。
10年ほど前、当時高校生だった生徒さんがこの世界的に貴重なクラシックギターを持って、レッスンに通われていました。しばらくして他のギターに転向してしまったけど…。
でも、今年に入ってから60歳のお父さんがこのギターを持ってアズール・ギター教室で習い始められたんです。チェロやピアノも弾く方で、ギターは初めてだけど楽譜を読めるのは強いところだ。
このデザインを見ただけでアグアドだって分かる!個性的で特徴があるからね。
現在レッスンしているのは「ムーン・リーバー」。1961年公開の映画『ティファニーで朝食を』で主演女優のオードリー・ヘプバーンが劇中で歌った曲です。
人前で弾く約束をしているんだとか。しっかり弾けるようレッスン頑張りましょう!
おまけ
このギターを10年程前に、1ヶ月間お借りしたことがあります。深い響きの名器をじっくり弾けて幸せだったなぁ。
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エルナンデス・イ・アグアドのギター
縁あって貴重なギターの名器をしばらくの間、お借りすることができました。 スペイン製のクラシ ...
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