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【弦レビュー】Knobloch(ノブロック)EDB33.5 エリタクス・ミディアム

2025年3月11日

クラシックギター弦はKnobloch(ノブロック)の300ADCという、高音がフロロカーボンの弦が現在のお気に入りです。

でも、たまには気分を変えてみようと、同メーカーのバイオナイロン(BIO NYLON)弦を試してみました。

Knobloch(ノブロック)EDB33.5

弦の名前になっている ERITHACUS(エリタクス)とは、パッケージに描かれているヨーロッパコマドリのこと。
可愛い弦のパッケージが決め手になって、勢いで購入してしまいました(笑)

ノブロック/EDB33.5・BIナイロン

Youtubeに頻繁に動画を上げているドイツの楽器店「SICCAS GUITARS」では、すべてのギターに Knobloch EDC 34.0を使っているから気になっていたけど、日本では販売されていないのが残念だ。

Knobloch EDCは、低音弦はエリタクスと同じだけど、高音弦はフロロカーボン弦というセットです。

そうそう。SICCAS GUITARSのチャンネルは、クラシックギターの試奏や解説などがあってナカナカ面白いよ。

パッケージの中身

以前は6本の弦すべてが1つの袋に入っていたけど、最近は高音弦と低音弦で2つの袋に分かれています。

ノブロック エリタクス

6本の弦が1つの束になっていたときは扱いにくくて、解いた後もばらばらになった弦を置く場所に困る感じだったから大助かりだ。

低音と高音、それぞれ真ん中の弦の端が赤く塗られていて、何弦なのか見分けやすいのは嬉しい。

knobloch弦の見分け方

弦のレビュー

高音弦

1・2・3弦はオーガニック素材を使用することで環境に配慮したバイオナイロン弦。
フロロカーボン弦の輝かしさに比べると大人しい印象だけど、指馴染みが良くて弾きやすいです。
落ち着いて丸みのある伝統的な音色で、音の太さもあって良い感じ。

低音弦

丸みがある豊かな低音は響くし、密度の高い音で心地いいです。
素材の耐久性があるからか音の劣化がしにくいのはノブロックの特徴か。良い状態が続いたから、他のメーカーのものよりも長く使えました。

張力(kg)比較

いつも使用している弦と比べてみました。それぞれミディアム・テンションです。

ERITHACUS BIO Nylon EDB
Medium
ノブロック/EDB33.5・BIナイロン
Actives CX 300ADC
Medium
knobloch Actives CX
E/1st8.669.86
B/2nd6.417.09
G/3rd5.916.60
D/4th6.826.68
A/5th6.666.63
E/6th7.046.95

まとめ

プロアルテやオーガスチンのナイロン弦とは音の質やレベルが違うから、ぜひ試してみて欲しいです。
より伝統的な雰囲気で弾こうと思ったらこれも良いかも。

ちなみに、僕が愛用しているのはこちらの弦です。

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アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ちです。

1995年に「多くの方にギターの楽しさを知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立しました。

ギターを弾くことやレッスンすることが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物。