名古屋の楽器店をときどき回るけど、試奏に至るギターを見つけられないので【ギター欲しい病】はしばらく息をひそめて安定状態だった。
生徒さんにも『今年はギターを増やしてないよ~!』なんて言ってたけど…ここへきて発作が出てしまいました。
フュージョンのマイブームが再来
キッカケは【ギターマガジン 2017年10月号】で組まれたフュージョン特集。
25年ほど前はフュージョン音楽もよく聴いていたし、渡辺香津美・カシオペア ・T-SQUAREなどのライブがテレビで放送されるような時代でもあった。
どれほど人気だったか動画で観てみましょう。盛り上がってますよ!
Casiopea ASAYAKE CROSSOVER JAPAN '03
つい懐かしくなってあれこれとYouTubeを観ていたら、野呂一生の楽譜を買ってしまったよ。
この動画で演奏している【ASAYAKE】にトライしてみたけど、Bメロの腕を振り上げるところが四十肩で上がらない(泣)そこはコピーしなくていいのか!?
使っているギターが気になってYAMAHAのギターカタログを確認してみたら、以前はあったはずの野呂一生モデルが載ってない。あれ?いつの間になくなったんだろう。
エフェクターもマイブーム
さらに最近は、アコースティックギターでフィンガースタイルをよく弾いているので、エフェクターなども探究中。
ギターの音を電気的に変えるのは面白い!これまたYouTubeで参考になりそうな動画をあれこれ観ていたら、ますますエレキギターに興味が出てしまったよ。
エレキギターは本体以外にエフェクターやアンプなどでも音作りができるから、生ギターが不自由にみえる部分があると思う。もちろん、その不自由な部分こそが生ギターの魅力でもあるんだけどね。
渡辺香津美の動画
お気に入りのギタリストなのでときどき動画を観てたけど、やっぱり凄いなぁ。
前から気になってたんだよね…このギター。
ネック材や指板などに使われているブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)は、ワシントン条約で伐採が禁止されている希少材だ。
すでに生産を終了しているモデルだから諦めていたけど、熱心にしているとギターが寄ってくるのか、渡辺香津美と同じ2006年製の【ほぼ未使用状態】のものが楽器店で売りに出ているのを発見!
ギター欲しい病が即再発(笑)恐ろしや…。ということで、さっそく我が家にやって来ました。
とはいえ購入は迷ったよ。
って、脳内でひとり会議が3時間くらい続きました。(ある意味、楽しい時間だけど)
結局、これから先、同じ機種の未使用状態のものに出会える気がしないので頑張りました!
指板もヘッドもハカランダです。鳥のインレイもカッコいい。
しかも初めてのハカランダネック!実物を見るのも初めてだった。つや消しラッカー塗装の手触りはサラッとしていて心地いい。
ネット情報で『手に吸い付くような感触』みたいに書いてあったけど本当だった。
ワイド・ファット(幅広で太い)ネックなので『どんなにゴツイんだろう』って心配だったけど、僕には握りやすい。まあ、普段はアコギやクラシックギターを弾くことが多いので、それに比べれば全然太くないし、形状も手にピッタリときた。
音色は太くて丸みがあって明るいし、しっかりした魅力的な音でした。
まとめ
渡辺香津美と同じギターだからって同じように弾けるわけじゃないけど、お気に入りのギターで弾くとモチベーションは確実にアップします。
自分の手元に置いていろいろな曲を弾くことで、ギターから学べることも沢山あるし。
僕が持っていれば、生徒さんにも見せたり音を聴いてもらうこともできるしね。(いつもの言い訳!)
練習もレッスンも頑張ろっと。