シニアからのギター教室

高齢者のギターレッスン~フルコーラスでお手本演奏動画を

2023年3月6日

ソロギター 楽譜とタブ譜

アズール・ギター教室には、高齢者の生徒さんもチラホラといらっしゃいます。

昔から憧れだったギターを高齢になってから始められた方や、長く通っていただくうちに高齢になられた方など様々だ。

 

クラシックギターで演歌や映画音楽を

70代後半~80代の生徒さんは、クラシックギターを使ってソロギター・スタイルを弾く方も多い。ナイロン弦は指に優しく、音色も柔らかだからかな?

この年代の生徒さんは、レッスン中によくメモを取ったり、質問を多くされたりと、ギターを楽しみながらも物事に真面目に取り組む方が多い気がします。

弾く曲はクラシック音楽だけではなく、演歌や映画音楽、フォークやポップスと幅広い。やっぱり、皆さん好きな曲は違いますよね。

でもソロギターを弾く方には、決まって2つの事を求められるんです。

 

詳細な運指の記入

レッスン曲が決まったら、弾き始める前に「どの指で押さえるか、書いて欲しい」とタブ譜や五線譜を渡されるので、僕が記入していきます。全部の音に!

押さえる指が決まっていると取り組みやすいんだって。『間違った指で覚えてしまったら、もう修正がきかないから』って(笑)

高齢者のギターレッスン

ギターの楽譜では通常、左指は数字(人差し指なら「1」)で書くんだけど、この生徒さんからは漢字で書いて欲しいとリクエストが。もちろん大丈夫です!

それにしても薬指は画数が多くて書きにくいなぁ。字が汚い言い訳にはならないケド…。

 

お手本の撮影や録画

運指の記入が終わると、レコーディングのお時間です。

ICレコーダーやスマホを向けられて『では、お願いします』なんて神妙な顔で言われると、演奏する僕の方が緊張してしまいます(汗)

高齢者のギターレッスン

まずは、生徒さんのレベルに合わせて、練習しやすい遅めのテンポで演奏します。

ほぼ初見で、リピートも全て楽譜通りに弾くのは緊張しますよ、やっぱり。でも僕の良い修行にもなるから楽しい時間です(笑)

アズール・ギター教室では、どの年代の方もレッスンの録画や録音は自由です。ただし、ご自身の練習に活用するのみでお願いします。

 

メモ

「高齢者」の定義を調べてみたら、日本老年学会では

65~74歳は「准高齢者」
75~89歳は「高齢者」
90歳以上は「超高齢者」

となっていました。ナルホド。

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!