話しには聞いていたけど、まさか自分がなるなんて…四十肩(泣)。
ある日、右肩だけが急に『腕の重みだけで、肩から腕が抜け落ちそう』ってくらい痛くなってしまった。
まさにこんな症状で、腕が動かすと痛いからギターを弾くのが辛い。
でもご安心を。数ヶ月経って症状はかなり改善してきました。今日は様々な奏法が出てくる【『魔笛』の主題による変奏曲】をご機嫌で弾いてたけど大丈夫でした。やっぱりギターを弾くのって楽しい!
それにしても四十肩は大変だ。何といっても痛くて背中に手が回せないから。そんな時に限って手が届かない左側の背中が痒くなるのは何故だろう?…いつもは全然そんなことないのに。
レッスンでそんな話しをしたら【孫の手】の差し入れを頂いてしまった。まさに、痒いところに手が届く心遣い!
レッスンにいつも持参しています。大助かりでした。
小学生の生徒さんに『これ知ってる~ぅ?』なんて見せてみたりして。もうネタにするしかありません(泣)
ギターが弾きにくいから、ギターの練習?
発見だったのは、アコギよりもクラシックギターを弾く方が大変だったこと。生徒さんにレッスンで『クラシックギターは左手よりも、右手の方が難しい』なんて言っていたけど、それを実感。
右肩が痛いと芯のあるしっかりとした音が出せないし、指をコントロールしにくいと音量の変化も上手くいかず。しかも、消音するたびに『痛てて』ってなる。もちろん、生徒さんが弾くくらいの曲は何とかなりますが。
ということで、しばらく自分のクラシックギターの練習はペースダウン。その代わり、いつもは右指の爪が破損することを気にして本腰を入れられなかったマイケル・ヘッジス(Michael Hedges)の曲を練習していました。
Michael Hedges - Ragamuffin
アコギの弾き方を変えてしまった天才ギタリスト。このライブビデオは日本では発売されなかったので、アメリカから取り寄せて観ていました。今はYouTubeで簡単に観られるんだ~(四十肩になるだけあってオヤジくさい)
意外に思われるかもしれないけど、この曲はクラシックギターを弾くより腕や肩への負担が少なかった。ギターを叩くのもたまには良いもんですね。左手の特殊な奏法も習得できたし。
しかも、タイミングよく生徒さんから『6月に発売になったマイケル・ヘッジスの楽譜は買いですか』という質問があったので『もちろん、買いです』と即答。(【おすすめ楽譜】Micheal Hedgesは凄い!)。先週から早速、【Ragamuffin】のレッスンを開始しました。
レッスンするために、運指や注意点を楽譜に書き込んであります。ただタブ譜通りに弾くだけではなく、演奏者の指使いを知るのも大切なんですよ。
左上のタブ譜は、ライブ演奏のときにマイケル・ヘッジスが変更していたカッコいい部分を自分で採譜したもの。手書きのままでも良かったけど楽譜を書くソフトの操作を覚えるために入力してみました…悪筆なので、後で解読できなくなる危険も回避!
それにしても、四十肩になったのはショックだったなぁ。これからはレッスンの合間に肩を回そっと。