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【SKYSONIC】ピックアップの取付作業~Gibson J-180編

2015年1月28日

アコースティックギター用の後付けピックアップ、SKYSONIC T-903の取り付けを自分でやってみました。

 

取り付けるギターはGibsonJ-180

King of Flat Topsとして名高いGibsonのJ-200よりもひと回り小さく、J-185よりもやや胴が浅め。左右対称の大きなピックガードと星型のポジションマークが特徴です。

SkysonicをgibsonのJ-180に取り付け

そういえば以前にMr.Childrenの桜井和寿さんが使ってましたね。

 

早速、取り付け作業

弦をブリッジから取り外して、ギター内部の作業をします。

J-180の弦を外す

本来ならエンドピンを取り外して、ジャックが出せるように穴を大きく拡げるんだけど省略。

以前に別のピックアップが取り付けられていたので、すでに穴は大きくなっていました。

ギターのエンドピン

エンドピンの径を大きくするには、リーマーという工具を使ってギコギコと削らなくてはならないので、この工程が省けて大助かり!

ギターにピックアップを取り付け

サウンドホールからエンドピンジャックを出します。手探りで作業しにくい…。

エンドピンジャックを取り付け

何とか通りました。サイズもバッチリ合ってる!

エンドピンジャックを締め付け

ボックスレンチでしっかりと締めます。教室に工具を用意しておいてよかった。

エンドピンジャックの取付完了

これでエンドピン・ジャックの取り付けは完了。

さて、本体の取り付け作業をする前に、電池とケーブルを繋いで音が出るか動作確認をしておきます。

もし完全に取り付けた後に音が出なくてやり直し…なんてことになったら、面倒で泣くに泣けないからね。

ピックアップをチェック

 弦が張ってないので、マグネチックピックアップはドライバーで軽く叩いて各弦の音が出ているか確認します。

電池ボックスの取り付け

電池ボックス取付用のマジックテープをヒールブロックに貼り付ける前に、粘着テープで木の粉などを掃除しておきます。

細かいことだけど「電池がマジックテープごと脱落」なんてことにならないようにするための大切な作業なんです。

電池ボックスの取り付け中

ヒールブロックの左(低音側)にマジックテープを張り付け。ギターを弾いているときの重力の向きを考えると、低音側に取り付けるのが脱落しにくいはず。

Skysonicを取付完了

サウンドホールの両端に本体をネジで挟み込んで取付完了です!

Skysonicのバランス調整

ここからは耳が勝負です。

各弦の音量バランスを聴き取りながら、六角レンチでピンの高さを調整していきます。取り付け作業よりも、調整作業に時間がかかってしまいました。

ピックアップを取り付けても、違和感無いですね…というかボディーの黒にマッチして、むしろカッコ良くなったかも!

Skysonic_J-180_17

 

SKYSONICのピックアップシステム

New T-903

【マグネティックピックアップ】【コンデンサーマイク】の2ピックアップシステムで、弾き語りに最適なピックアップです。

PRO1

【マグネティック】と【コンデンサー・マイク】【コンタクト・ピエゾ】の3ピックアップシステムで、ソロギター向きのピックアップです。

WL-800JP ワイヤレス ピックアップ

SKYSONICの最新型はワイヤレス仕様になりシールド不要で、ねじ2本で簡単に取り付けられるようになりました。

【マグネティック】と【コンデンサー・マイク】の2つのピックアップにワイヤレス・トランスミッターを内蔵し、レシーバーとセットになっています。

 

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アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!