アコースティックギター用の後付けピックアップ、SKYSONIC T-903の取り付けを自分でやってみました。
取り付けるギターはGibsonのJ-180
King of Flat Topsとして名高いGibsonのJ-200よりもひと回り小さく、J-185よりもやや胴が浅め。左右対称の大きなピックガードと星型のポジションマークが特徴です。
そういえば以前にMr.Childrenの桜井和寿さんが使ってましたね。
早速、取り付け作業
弦をブリッジから取り外して、ギター内部の作業をします。
本来ならエンドピンを取り外して、ジャックが出せるように穴を大きく拡げるんだけど省略。
以前に別のピックアップが取り付けられていたので、すでに穴は大きくなっていました。
エンドピンの径を大きくするには、リーマーという工具を使ってギコギコと削らなくてはならないので、この工程が省けて大助かり!
サウンドホールからエンドピンジャックを出します。手探りで作業しにくい…。
何とか通りました。サイズもバッチリ合ってる!
ボックスレンチでしっかりと締めます。教室に工具を用意しておいてよかった。
これでエンドピン・ジャックの取り付けは完了。
さて、本体の取り付け作業をする前に、電池とケーブルを繋いで音が出るか動作確認をしておきます。
もし完全に取り付けた後に音が出なくてやり直し…なんてことになったら、面倒で泣くに泣けないからね。
弦が張ってないので、マグネチックピックアップはドライバーで軽く叩いて各弦の音が出ているか確認します。
電池ボックス取付用のマジックテープをヒールブロックに貼り付ける前に、粘着テープで木の粉などを掃除しておきます。
細かいことだけど「電池がマジックテープごと脱落」なんてことにならないようにするための大切な作業なんです。
ヒールブロックの左(低音側)にマジックテープを張り付け。ギターを弾いているときの重力の向きを考えると、低音側に取り付けるのが脱落しにくいはず。
サウンドホールの両端に本体をネジで挟み込んで取付完了です!
ここからは耳が勝負です。
各弦の音量バランスを聴き取りながら、六角レンチでピンの高さを調整していきます。取り付け作業よりも、調整作業に時間がかかってしまいました。
ピックアップを取り付けても、違和感無いですね…というかボディーの黒にマッチして、むしろカッコ良くなったかも!
SKYSONICのピックアップシステム
New T-903
【マグネティックピックアップ】【コンデンサーマイク】の2ピックアップシステムで、弾き語りに最適なピックアップです。
PRO1
【マグネティック】と【コンデンサー・マイク】【コンタクト・ピエゾ】の3ピックアップシステムで、ソロギター向きのピックアップです。
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