ギター&便利グッズ情報

【YAMAHA】LS16 AREを入手

2015年10月2日

生徒さんから『どんなギターを買ったらいいですか?』と、よく質問されます。

そんな時に弾き比べができるよう、教室に設置しているレッスン用ギターは初心者の生徒さんにオススメできるギターというテーマで選んであります。

金山駅前教室(名古屋市中区)のレッスン用ギターはアコギだけでも8本を用意してあり、同じメーカーのものでもグレードを違えてあります。
※カッコ内の地名は本社所在地

  • ARIA(アリア / 名古屋)3本
  • MORRIS(モーリス / 松本)4本
  • Bugs Gear(バグズ・ギア / 韓国)1本

 

あれ?ヤマハのアコースティックギターがない…

ブログの記事のために書き出してみたら、日本で最も有名なヤマハがないことに気づきました。

思い起こせば、僕が新品で手に入れた最初のアコースティックギターはFGだったし、2本目はLL。ヤマハがお気に入りだったのは、大好きなさだまさしが使用していたからという単純な理由だったんだけど…。

ということで、YAMAHA(ヤマハ)のギターを入手するために楽器店に試奏してきました。

 

YAMAHAのアコギを選定

楽器店などを周り、何本も弾いて弦高や音量、音質をチェックしました。試奏するとヤマハの同じ価格帯でも、硬い音のもの、柔らかい音のものなど個体差があることに気づきました。

中には、やや音像のボヤけたものまであった…これは買ってはいけません。

何本か弾いた中でもしっかりと張りのある音のものを持ち帰ってきました。
それがこのYAMAHAのLS16 ARE

YAMAHAのLS16 ARE

ヤマハのLシリーズには、以下の3種類のボディシェイプがあります。
LL(オリジナルジャンボ) 
LS(スモール)
LJ(ミディアムジャンボ)

今回入手したのは、やや小さなボディで初心者にも扱いやすく、フィンガーピッキング(指弾き)にも向いているLS(スモールボディ)

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このギターの品番にあるA.R.E.とは、短期間で木材を熟成させて長年使い込まれた楽器のような鳴りを生み出すヤマハの画期的な木材改質技術です。この処理のおかげかは分からないけど、以前のものより印象は良かった。

ナット幅は通常よりも広い44mmなので、標準的なMartinなどの42.9mmより押さえ易いです。

アコースティックギターの老舗Martin社も、2018年から順次44.5mmのナット幅に仕様変更しています。

初心者にありがちな【他の弦に自分の指が当たってコードの音が上手く鳴らない】ということが少し防げそうだ。

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 12フレットの弦高なども計測しました。6弦2.5mmなら適正値!

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パッシブ型ピックアップを標準装備

ピックアップが内蔵されているから、アンプを通して音を出すことができます。パッシブタイプは電池がいらないからお手軽だ!

使い慣れてきてもっと良い音が出したくなったら、パワーのあるアクティブ型ピックアップに付け替えると良いですよ。すでにジャックの穴が空いているから取り替えは簡単。

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久しぶりにヤマハを堪能しました 

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生徒さんにはギターの選び方などもレッスンでお話しできますので、興味があればお尋ねください。

 

  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!