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【2024年版】梅雨の湿気からギターを守ろう~湿度が高い時のケア用品

2024年5月14日

梅雨が近づいてジメジメしてくると、生徒さんから『湿度が高い時期は、ギターをどう保管したらいいですか?』という質問が増えてきます。

湿度が高すぎると、ギターの表面板やネックなどの木材が膨張して、歪んだり反ったりといったダメージを受けやすくなるから気を付けたいですね。

ギターを保管する最適な環境は?

有名ギターメーカーが推奨するギター保管の環境を調べてみたら…

  • マーティン(Martin):湿度45〜55%
  • ヤイリギター(K.Yairi):湿度40〜60%
  • テイラー(Taylor):摂氏21℃前後、湿度50%前後(40%~60%)

ギターにとって最適な環境は、人間が快適に過ごせる環境と同じなんです。

 

高い湿度からギターを守るグッズ

エアコン

湿度が高い時期に活用したいのは、まずエアコン。湿度を下げたいときは除湿(ドライ)運転をすれば、室内の適正な湿度が得られます。

電気代は除湿<冷房。梅雨には除湿機能を活用しましょう。

エアコン

デジタル温湿度計

僕の部屋には温湿度計が3個もあります…気にし過ぎかなぁ。湿気からギターを守ります!

温湿度計

24時間以内の最低湿度/最高湿度が表示されているけど、最高72%はさすがにマズい。

まずは、部屋の現状を知ることが大切だ。

除湿剤(湿気取り)水とりぞうさん

ギターを保管しているクローゼットの隅には、湿気が溜まらないよう除湿剤を設置しています。
除湿剤

梅雨には全てのクローゼットに各2個づつ置いてるけど、けっこう水が溜まるから驚きます。

Boveda(ボヴェダ)49% 楽器用湿度調整剤

ギターのハードケースには湿度調整剤を入れてるけど、加湿や除湿ができるからナカナカ良い感じ。

乾燥が進むと純粋な水分だけを放出し、湿度49%以上になると空気中の水分を吸収して45〜55%に維持してくれるから安心だ。

Boveda (ボヴェダ) 49%RH

アコースティックギターやクラシックギター、エレキギターのハードケースに、各2個入れています。

梅雨など湿度が高い時期は…

水分吸収能力が「BOVEDA 49RH」の3倍以上ある「BOVEDA 49HA」を使用します。

通常の時期は…

梅雨以外の時期は、こちらを使用しています。

Boveda スターターキット

メーカーによると『パックは十分な強度がありますが、破損した場合に備え基本的にパックはポーチに入れてのご使用をお勧めします』とのこと。

Boveda 49RH をギターのハードケースに

Boveda 49RH をアコースティックギターに

Boveda スターター キット

湿度調整剤4個と、ギターの塗装に優しいソフトメッシュ製のポーチ2枚が入ったお得なセットです。

※時期によっては、お得な価格でないことがあります。

Boveda 49%RH 12個セット

大量に使用する方には12個セットがお得です。
※時期によっては、お得な価格でないことがあります。

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湿度で大切なギターのコンディションが悪くならないよう、しっかりとケアしてあげてくださいね。

湿度が低い時期のケア情報はこちらで

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  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!