生徒さんから『チューナーのクリップ部分が見た目に邪魔だし、付けたままだとギターがハードケースに入らない』と相談がありました。
この部分のことですね。『チューニングしてから、一時的にハードケースに入れる』なんて時に、外したチューナーをどこに置こうかとオロオロするのは確かに面倒だ。
セラック塗装やラッカー塗装のギターにチューナーを長期間付けっぱなしにしておくと、クリップ痕が付く可能性があるのでご注意を。
さっそく購入
気になると試さずにはいられない人柱体質なので、該当する製品を探して購入してみました
ボタン電池の大きさと比べると、本体が小さいのが分かります。固定する部分がクランプ式なのでクリップ部分はありません。
アコギに装着
画面の角度は見やすい方向に動かせます。表面はスッキリ。遠くから見たら、チューナーを付けているのが分からないかも!
エレキギターに装着
ヘッドの先端よりは、この位置の方が見やすいかな。
ヘッドの表面が白い木なのでチョット目立つけど。
クラシックギターに装着
クラシックギターのヘッドは厚いからクランプの幅が気になったけど、無事に装着できました。
表面にはロゴが出ます。
KORG クランプ式チューナー 極小サイズ Grip Tune
本体が小さいので見た目にも邪魔にならないのは嬉しい。操作部分は【ON-OFFのボタン】が1つのみとシンプルだ。
音名の表示は明るくて文字の大きさも十分。暗いステージでもしっかり認識できます。
問題点は?
生徒さんに試してもらおうとレッスン用のギターに取り付けておいたら、コンパクトなせいか多くの方が気づきませんでした(笑)そのくらい小さいということ!
- 音名表示が【D】は【d】、【B】は【b】と小文字なので、戸惑っている生徒さんがありました。使っていけば慣れるかな?
- ピッチが440Hzに固定なので、他の楽器と合わせる方には不向きです。442Hzに変更したくてもできません。
オススメできません!
まあ、上記の問題点で引っかからなければOKですが…1ヶ月程でON-OFFボタンが取れてゴミ箱行きになりました(泣)
有名メーカーのものでも、廉価版よりフラッグシップ的なものの方が安心ですよ!
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