ギターを弾くとき、右手で使うのはピックか指のどちらかですよね。
今回は、ときどき生徒さんから質問されるピックについて取り上げてみたいと思います。
ギターを弾く右手
意外に思われるかもしれないけど、ギターを弾くのは左手よりも右手の方が難しい。これは指やピック、どちらで弾いても同じです。
ギターを始めたばかりの生徒さんに『右手が難しいと思えてきたら、ある程度上達した証拠ですよ!』とお話しすると、たいてい不思議そうな顔をされますが。
だって演奏するところを見ると、左手の方が忙しそうに動いてるからね。もちろん左手を正確に動かすのも簡単じゃないのは確かだけど、どうしてだろう?
答えは書きませんので、よく考えてみてください。でも、どうしても分からなければレッスンのときにお尋ねください。
ピックの話
最近はエレキギターを弾くことも増えたので、ピックのことを改めて考えています。
今までは主に『アコースティックギターを弾くためのもの』として考えていたけど、エレキギターを弾くのとまた状況が違うんです。
ということで、いま試している左側のトライアングル型2枚に続いて、新たに購入した右側2枚をご紹介します。
左) トライアングル型
右上)ジャズ型
右下)ティアドロップ型
感想
トライアングル型は適度な大きさがあり安定するから持ちやすい。初心者にはまずこれがオススメです。3つの角のどれもが使えるからコスパ良いかも。
ジャズ型は細かいフレーズを弾きやすく、素早いリードギターを弾くのに適しています。ただピックが小さくて力が入りづらいから、コードストロークやカッティングのときに慣れていないと落としそうになります。慣れて使いこなせれば扱いやすいと思います。
ティアドロップ型はポピュラーな形だけあってリードやストローク、何をするにも弾きやすい。一般的には、これが一番使いやすいかな。ただ、アコースティックギターのコードストロークに1mmは厚くて取り回し辛かったから、次は0.8mmを試してみます。
持ち運びには
最近はサプリメント用のケースに入れています。薄くてピックが収まりやすく、カバンに入れても邪魔にならないから。
Dear-Naturaってロゴが入ってるけど…アルミの質感や色が気に入っています。
まとめ
ピックは【形】【素材】【厚み】など、様々な要素で音や弾き心地が変わります。
『これが正解』というものはないし、自分に合うものは実際に使ってみないと分からない。弾く内容によっても違ってくるし。
皆さんもいくつも試して、ぜひお気に入りを見つけてください!
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