生徒さんからバリオス作曲「ワルツ第4番 Op.8 No.4」のレッスンをリクエストされたので、久しぶりに楽譜を再チェックしました。
『ワルツ 第4番』(バリオス)を弾こう!
パラグアイのアグスティン・バリオス(Agustín Barrios,1885-1944)が作曲した『ワルツ第4番』は好きな曲の1つ。
バリオスの曲が知られるようになったのは、僕の大好きなジョンウィリアムスの功績が大きいですね。ジョンの2種類あるバリオス曲集CDの新しい方(といっても1995年の発売だけど…)は本当によく聴きました。
ワルツ 第4番~演奏:ジョン・ウィリアムス
ショパンの影響を感じられるロマンティックなワルツ。どんな曲か聴いてみてください。
バリオスを弾くための資料
バリオスの楽譜には「ストーヴァー版」と「ベニーテス版」、2種類の定番の楽譜があるからややこしい。
僕がバリオスの曲を弾くときは2種類を比較検討したうえで、さらに他の楽譜や演奏を参考に自分のバージョンを作っています。
バリオスの楽譜(ストーヴァー版)
海外のプロが使用していることが多く、ベニーテス版より1年早く出版された楽譜集は全2冊。「ワルツ 第4番」は VOL.2 に掲載されています。
VOL.2にはバリオスの自演を収録したCDが付属しているんです。レコード針のパチパチという音がけっこう大きく入っているけど、その中で流れる本人の演奏を聴くのはまた楽しい。

バリオス・マンゴレ ギター作品集(ベニーテス版)
日本で手に入れやすいのは、全音楽譜出版社から出版されている全4巻のベニーテス版。
日本の出版社のものだからか楽譜の雰囲気に馴染みがあって読みやすく、付けてある運指がスムーズだから、僕はこの楽譜を元に弾いています。

どちらを入手すればいいの?
2種類も紹介すると、生徒さんからそんな質問をされます。
同じ曲でも運指や音に違いがあるから、熱心な方は比較検討するのに両方あった方がいいけど、どちらか一方をと尋ねられたらベニーテス版をオススメします。
日本語のタイトルが書いてある方がベニーテス版。

「 Vals Op.8,No.4 ワルツ 作品8 第4番」として、バリオス・マンゴレ ギター作品集(2)に掲載されています。
「Vals(Op.8,No.4)」として、 バリオス全集 第2巻に掲載されています。
現代ギター「名曲演奏の手びき Part.VIII バリオスのすべて」
バリオスの生涯や作品、奏法解説や楽譜など貴重な情報が満載で、演奏の参考にすることが多いです。
現代ギター 1993年12月臨時増刊(No.343)と古い書籍だけど、充実した内容なので古本で見つけたらぜひ入手してください。

まとめ
バリオスには魅力的な曲が多いので、生徒さんたちにもぜひ弾いて欲しい。
楽譜を見ると「バリオスは手が大きかったのかな」と思える音の使い方があったりするので、その辺りは頑張るか運指を工夫することになりますが。
レッスンの希望があればぜひリクエストください!
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