これからアコースティックギターを始めようという入会希望の方から『生徒さんたちは、どんなギターを使っていますか?』という質問をよくされます。
確かに、ギターの事がよく知らないと『ギターはどれでも同じ』に見えて選べないよね。ということで、初心者の生徒さんがレッスンにお持ちになるアコースティックギターを紹介します。
アコースティックギターを選ぶ
ギターのサイズと形状
アコースティックギターは同じ価格の中で、サイズ違いが展開されるのが一般的です。例えば、YAMAHAのアコースティックギターを比較してみましょう。
- 【LL】ジャンボ・ボディ(胴厚100~125mm)
ヤマハ伝統のボディ・スタイルで、他のメーカーのドレッドノート(Dサイズ)とほぼ同じ。 - 【LS】フォークタイプ(胴厚100~120mm)
スモール・サイズのボディーで、他のメーカーの000(トリプルオー)やフォークサイズとほぼ同じ。 - 【LJ】ミディアム・ジャンボ・ボディ(胴厚100~125mm)
ボディーの幅だけじゃなく、胴厚も違うんです。胴が厚いと小柄な方には抱えにくいことがあります。
オススメのサイズは?
フォークサイズ(000、LSもほぼ同じ)はボディーが小さく厚みもやや薄いので、初心者でも扱いやすいからオススメしています。
アズール・ギター教室のレッスン用アコースティックギターは、すべてフォークサイズに統一しています。
オススメのメーカーは?
最初に使うギターは、長く続いている有名メーカーのエントリーモデルが安心です。外見はノーブランドの廉価なものも同じように見えても、メーカーとして長く継続できているのは、それなりに理由があるんですよ。
代表的な有名メーカーのアコギ
MORRIS(モーリス)
安定した品質で弾きやすいから、教室のレッスン用ギターにも何本かのモーリスを使っています。
Fシリーズは632.5㎜のやや短めの弦長と小ぶりなボディーは扱いやすく初心者にオススメです。ソフトケースが付いていて、カラーバリエーションが豊富だから嬉しい!
Morris<モーリス>F-011
ギター全体を囲うバインディング(縁取り)を無くしたシンプルでお手頃価格のモデルです。ただし、トップが単板ではないのが残念。
ボディーカラーはHS(ハニーサンバースト)のみ。
Morris<モーリス>F-021
トップはスプルース単板で、サイド&バックにはマホガニー材を使用しています。
スマートなヘッドデザインやポジションマーク、薄めのつや消し塗装の普及モデルです。
ボディーカラーは、ヴァイオリンサンバースト(VS)、チェリーサンバースト(CS)、レッドブラウンサンバースト(RBS)
Morris<モーリス>F-025
モーリスのPERFORMERS EDITIONの中では最高ランク。このくらいのクラスでギターを始められれば良いですね。
ボディーカラーは、ナチュラル(NAT)、タバコサンバースト(TS)、チェリーサンバースト(CS)、ブラック(BLK)、レッドブラウンサンバースト(RBS)と多色展開だから、好みの色を選べます。
YAMAHA(ヤマハ)
日本の有名なギターメーカーと言えば、やはりヤマハですね。
YAMAHA FS830
弦長634mmでボディーも小ぶり。3色のカラーバリエーションがあります。
YAMAHA STORIA
薄くて小ぶりなフォークタイプボディで抱えやすく、短めの弦長634mmだから初心者や女性にも弾きやすい仕様です。
カフェに似合いそうなオフホワイトの表板、シックなライトブルーのインナーカラーはお洒落だ。全3色展開で、どれも良い色です。
パッシブピックアップを搭載しているから、エレアコとしてアンプから鳴らせるのも嬉しい!
YAMAHA LS6 ARE
音質や弾きやすさが向上していて、弾くのが楽しくなります。
静かなギター
【サイレントギター】というネーミングの通り、静かなギターです。
『静か』といってもヘッドホンを使うことで自分にはギターの音がしっかり聴こえます。でも周りにはパシャパシャくらいの、テレビを観ているときよりも小さい音しか出ないのは嬉しい。
左手の運指を覚えたりリズム練習などを、深夜でも気兼ねなくできるのは良いですね。
まとめ
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ギターグッズを試すのって楽しいよね。ぜひご自身でもあれこれ試して、お気に入りを見つけてください!
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