ギター&便利グッズ情報

【2024年版】初心者向けのアコースティックギターについて

2023年4月12日

これからアコースティックギターを始めようという入会希望の方から『生徒さんたちは、どんなギターを使っていますか?』という質問をよくされます。

確かに、ギターの事がよく知らないと『ギターはどれでも同じ』に見えて選べないよね。ということで、初心者の生徒さんがレッスンにお持ちになるアコースティックギターを紹介します。

アコースティックギターを選ぶ

ギターのサイズと形状

アコースティックギターは同じ価格の中で、サイズ違いが展開されるのが一般的です。例えば、YAMAHAのアコースティックギターを比較してみましょう。

アコースティックギターのサイズ比較
  • 【LL】ジャンボ・ボディ(胴厚100~125mm)
    ヤマハ伝統のボディ・スタイルで、他のメーカーのドレッドノート(Dサイズ)とほぼ同じ。
  • 【LS】フォークタイプ(胴厚100~120mm)
    スモール・サイズのボディーで、他のメーカーの000(トリプルオー)やフォークサイズとほぼ同じ。
  • 【LJ】ミディアム・ジャンボ・ボディ(胴厚100~125mm)

ボディーの幅だけじゃなく、胴厚も違うんです。胴が厚いと小柄な方には抱えにくいことがあります。

オススメのサイズは?

フォークサイズ(000、LSもほぼ同じ)はボディーが小さく厚みもやや薄いので、初心者でも扱いやすいからオススメしています。

アズール・ギター教室のレッスン用アコースティックギターは、すべてフォークサイズに統一しています。

オススメのメーカーは?

最初に使うギターは、長く続いている有名メーカーのエントリーモデルが安心です。外見はノーブランドの廉価なものも同じように見えても、メーカーとして長く継続できているのは、それなりに理由があるんですよ。

代表的な有名メーカーのアコギ

MORRIS(モーリス)

安定した品質で弾きやすいから、教室のレッスン用ギターにも何本かのモーリスを使っています。

Fシリーズは632.5㎜のやや短めの弦長と小ぶりなボディーは扱いやすく初心者にオススメです。ソフトケースが付いていて、カラーバリエーションが豊富だから嬉しい!

Morris<モーリス>F-011

ギター全体を囲うバインディング(縁取り)を無くしたシンプルでお手頃価格のモデルです。ただし、トップが単板ではないのが残念。
ボディーカラーはHS(ハニーサンバースト)のみ。

Morris<モーリス>F-021

トップはスプルース単板で、サイド&バックにはマホガニー材を使用しています。
スマートなヘッドデザインやポジションマーク、薄めのつや消し塗装の普及モデルです。

モーリス F-021

ボディーカラーは、ヴァイオリンサンバースト(VS)、チェリーサンバースト(CS)、レッドブラウンサンバースト(RBS)

Morris<モーリス>F-025

モーリスのPERFORMERS EDITIONの中では最高ランク。このくらいのクラスでギターを始められれば良いですね。
ボディーカラーは、ナチュラル(NAT)、タバコサンバースト(TS)、チェリーサンバースト(CS)、ブラック(BLK)、レッドブラウンサンバースト(RBS)と多色展開だから、好みの色を選べます。

YAMAHA(ヤマハ)

日本の有名なギターメーカーと言えば、やはりヤマハですね。

YAMAHA FS830

弦長634mmでボディーも小ぶり。3色のカラーバリエーションがあります。

YAMAHA STORIA

薄くて小ぶりなフォークタイプボディで抱えやすく、短めの弦長634mmだから初心者や女性にも弾きやすい仕様です。
カフェに似合いそうなオフホワイトの表板、シックなライトブルーのインナーカラーはお洒落だ。全3色展開で、どれも良い色です。

女性が弾くYAMAHA STORIA

パッシブピックアップを搭載しているから、エレアコとしてアンプから鳴らせるのも嬉しい!

YAMAHA LS6 ARE

音質や弾きやすさが向上していて、弾くのが楽しくなります。

静かなギター

【サイレントギター】というネーミングの通り、静かなギターです。

『静か』といってもヘッドホンを使うことで自分にはギターの音がしっかり聴こえます。でも周りにはパシャパシャくらいの、テレビを観ているときよりも小さい音しか出ないのは嬉しい。

左手の運指を覚えたりリズム練習などを、深夜でも気兼ねなくできるのは良いですね。

まとめ

記事は参考になりましたか?

ギターグッズを試すのって楽しいよね。ぜひご自身でもあれこれ試して、お気に入りを見つけてください!

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  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ち。

1995年に「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立。現在も名古屋市と知多市の5ヶ所の教室を運営中。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!