ギターやベースをアンプに接続するのに必要なシールドケーブル。
楽器店に行くとメーカーやグレード・長さなどのバリエーションが豊富で、例えば3mのものでも500円もあれば1万円くらいもあります。
あまりにも値段の幅があるから、初心者の生徒さんから『定番のシールドケーブルってどれですか?』とか『選び方を教えてほしい』など質問されることが多いからご紹介します。
ギターのシールドケーブルのよくある質問
適切な長さは?
ギター教室のレッスンでは3mを使用しています。アンプから適度に離れられるからご自宅ならこれで十分でしょう。
もちろん部屋の大きさにもよるし、動き回りたいなんて方は5mの方が良いかもしれません。あまり長いと絡まって始末が悪いので、使う場所を考えて適切な長さを選びましょう。
プラグの形状はどれが良い?
プラグには【ストレート(S)】と【L字型(L)】があり、ケーブルの両端にプラグがあるから【S-S】【S-L】【L-L】という3種類の組み合わせがあります。
ストラトなどには
ストラトによくある舟型ジャックなら【ストレート(S)】がオススメ。L字型やプラグが短いストレートは抜き差ししにくいですよ。
レスポールなどには
ボディーサイドにジャックがあるタイプなら【ストレート(S)】でも【L字型(L)】でもOK!
ストレートはプラグをしっかり持てるので抜き差しがしやすい。
L字型は誤って演奏中にケーブルを踏んでしまっても抜けにくい。
それぞれにメリットがあるから、使い方で選んでください。
僕は座って弾くことが多いから、ギター側にはL字型を使っています。ストレートだと椅子の座面にぶつかって邪魔になるからね。
あと、画像のようにケーブルをギターとストラップの間に挟むと収まりが良くてスマートに見えるし、取り回しがしやすいです。
ストレートだと『ケーブルを足で踏んでしまい、プラグがギターから不意に抜けてしまう』なんていう事故が起きやすいけど、ストラップにケーブルを挟んでおけば未然に防げます。
アンプ側
特に事情が無ければ、抜き差ししやすい【ストレート(S)】がオススメです。
シールドは消耗品!
長期間使用していると「ガリガリッ」という電気的なノイズが出たり、断線して音が出なくなったりします。そんな時はケーブルは消耗品なんだと割り切ってすぐに買い替えましょう。
初心者にオススメのシールドケーブル
生徒さんに尋ねられることが多いので、教室の備品や個人的に使用して良かったものをご紹介します。
CANARE(カナレ)
国内メーカーの定番シールドケーブルなので安心です。迷ったらこれ!
プラグは【ストレート(S)】のみだけど、カラーバリエーションが豊富なので、黒・赤・青・緑など好きな色を選べるのが嬉しい。
Providence(プロヴィデンス)
こちらも安心の国内メーカーで、プラグや長さのバリエーションが豊富です。短いパッチケーブルなど品揃えが充実しています。
両方ともストレートのプラグ
ストレートとL字形のプラグ
モガミ2524
定評のあるモガミ電線株式会社の2524というケーブルを使用したシールドケーブル。スッキリとしたクリアーな音で、僕のメインケーブルです。
3m
5m
まとめ
記事は参考になりましたか?
ギターグッズを試すのって楽しいよね。ぜひご自身でもあれこれ試して、お気に入りを見つけてください!
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