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【弦レビュー】Knobloch(ノブロック)ADC33.5 カーボン・アクティブセット・ミディアムテンション

2026年5月1日

ノブロック社のADC33.5には音色の魅力があるから、僕のイタリア製クラシックギターのメイン弦となっています。

高音のフロロカーボン弦はナイロン弦よりもハッキリとした音で聴きとりやすいし、低音弦には豊かさと輝かしさがあるから好みなんです。

Knobloch ADC33.5と300ADC
左:300ADC(旧パッケージ)・右:ADC33.5(新パッケージ)

※ 2026年にパッケージや品番(旧:300ADC)など変更があったので記事を更新しました。

Knobloch(ノブロック)ADC33.5

ノブロックって?

1971年にドイツのJiri Knoblochが設計して作り上げた弦で、2009年からはギタリストのGilles Bauduが引き継いでスペインで製造されています。

ノブロックは、作曲家として有名なレオ・ブローウェルの生誕80周年モデル、演奏家のアサド兄弟のシグネイチャー弦なども発売していて、日本でも輸入元ができてからプロギタリストの使用が増えて急速に知名度を上げています。

Knobloch(ノブロック)ADC33.5
  • メーカー:Knobloch(ノブロック)
  • シリーズ: ACTIVES CX
  • テンション:ミディアム
  • 生産国:スペイン

弦のレビュー

僕は日本の輸入元ができる前から気に入って使用しています。

高音弦(CXカーボン弦)

フロロカーボン弦ならではのハッキリとした音で、ナイロン弦にはない輝かしさが魅力。しなやかで演奏のコントロールがしやすいし、豊かで太く艶のある音色でしっかりと音量も出ます。

低音弦(ACTIVES)

しなやかさと鋭さを併せ持っていてギターのボディーがブワ~ッと豊かに響くから、弾いていてギターの音に包まれるような感じが心地良い。太くてクリアーな音色は輝きがあるし聴き取りやすい。

※僕のギターだけかもしれないけど、張りたてのときはカツカツと響きにくい感じで、3日目から上記のレビューのように最高な状態に落ち着きます。

弦のテンション(張り)比較

クラシックギター弦の売れ筋【サバレスのフロロカーボン弦】や【ダダリオのナイロン弦】と比べてみました。
※単位はポンド、Strings by mailのデータを使用。

 Knobloch ADC33.5
Medium
ノブロック ADC33.5
Savarez 510ARP
Medium
Savarez 510ARP Medium
D'Addario EJ45
Normal
E/1st19.5417.4416.23
B/2nd14.5413.0212.04
G/3rd13.8412.8011.88
D/4th14.5415.8915.62
A/5th14.3814.3515.89
E/6th15.2214.5714.19

機能的なパッケージ

低音弦と高音弦が3本ずつ、密閉した2つの袋に入っています。頑丈な袋に密閉されていると保存に安心感があります。

Knobloch(ノブロック)ADC33.5 内袋

最初に使った時は『3本がまとめてあるから、どうやって何弦と見分けるのかな?』と思ったけど、5弦と2弦の端が赤でマーキングしてあるから、残りの弦は太さで容易に判別できて分かりやすい。

Knobloch(ノブロック)ADC33.5 弦の拡大

2026年の変更点

パッケージや品番以外にも変更された点があったので、気づいたところをご紹介します。

ノブロック弦のパッケージと内袋

以前の内袋はこのような透明な袋だったけど、新しいものは厚みがあって空気から遮断されているから保存性が高くなったかも。

ダダリオ「プロアルテ」の防錆性物質を練りこんだ特殊な内袋よりも厚くてより安心感があります。

ノブロック弦の端は硬い

以前は低音弦の端がリングになっていたから張る前に切断する手間があったけど、新しいものは他のメーカーと同じように端のリングはありませんでした。

まとめ

フロロカーボン弦の魅力を持ちながらテンションはキツクなく、余分な力をかけなくてもキレイに響くのがメリット。他の弦に比べて良い音が長持ちするから、弦交換が1~2週間伸びて頻度が減りました。

他のメーカーと同じく、円安や材料の高騰が影響して価格が上がってきているけど、とても気に入っている弦なのでこのまま使い続けていきます。

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  • この記事を書いた人
アズール・ギター教室 代表 山口直樹

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表

名古屋生まれの名古屋育ちです。

「多くの方にギターの楽しさを知ってもらいたい」と、1995年に4年間務めた一般企業を退職してアズール・ギター教室を設立しました。

ギターを弾くことやレッスンすることが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物。