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【弦レビュー】サバレスCantiga PREMIUMとオプティマNo.6 ナイロン

2020年7月3日

愛用しているイタリア製クラシックギターに張る定番弦は決まっているけど、少し気になることが出てきました。

高音弦のテンション(張り)が強いんです。

そこで、いつもの張りの強いフロロカーボン弦ではなく、同じメーカーのナイロン弦を試してみました。

オプティマ高音弦ナイロンとサバレス低音弦

サバレスCantiga PREMIUMとオプティマのナイロン

低音弦

サバレス社「カンティーガ・プレミアム」のノーマルテンション

Savarez(サバレス)の最新低音弦「カンティーガ・プレミアム」は、重厚感や輝きがあって心地よい音なので気に入っていて、僕のすべてのクラシックギターに使用しています。

 

高音弦

オプティマ社「 No.6 クリアナイロン」のミディアムテンション

オプティマはドイツ製なので、2弦はBではなくh(ハー)と表記されています。

普段は同じメーカーの【ナチュラル カーボン】を使っているけど、今回はテンションが標準的な【クリアーナイロン】にしてみました。

オプティマのクリアーナイロン

1弦のテンション比較

参考までに1弦のテンションを比べてみると、張りの強さが全然違う!

  • オプティマ ナチュラル カーボン 0.60mm(9.7kg)
  • オプティマ クリアー ナイロン 0.68mm(6.8kg)
  • サバレス アリアンス(カーボン)0.62mm(7.9kg)

やはりナイロン弦の張りはカーボン弦よりも緩くて音も柔らかだ。ふくよかな音色は魅力的!でも、このギターにはカーボン弦のクリアな音の方が合ってるかも。

このギターを集中して弾いていたせいか、10日ほどで1弦と2弦がギザギザになってしまった。

僕の場合、高音弦は右指の爪が当たる部分に傷が入ってギザギザになるか、スリガラスのようにザラザラになるかのどちらか。こうなると爪や指が引っかかって弾きにくいし、音も良くないから交換です。

 

高音弦だけ交換

サバレスのアリアンスという、カーボンの高音弦に交換しました。

サバレス アリアンス スタンダード

サバレスのフロロカーボン弦は適度な張りがあって右指がとらえやすいし、ハッキリとした音が出るところがお気に入り。

低音弦も高音弦もサバレスになったから、このセットを張ったのと同じになった。このセットは日本製のクラシックギターに使っています。

 

まとめ

弦ジプシーになってしまったけど、やはり元の【サバレスCantiga PREMIUM】と【オプティマNo.6カーボン】に戻すことにしました。

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【弦レビュー】サバレスCantiga PREMIUMとオプティマNo.6カーボン

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アズール・ギター教室 代表

山口 直樹

アズール・ギター教室 代表。名古屋生まれの名古屋育ち。

「ギターの楽しさを多くの方に知ってもらいたい」と、1995年に4年間務めた一般企業を退職しアズール・ギター教室を設立。
現在も、名古屋市と知多市の5ヶ所の教室運営やレッスンを行う。

ギターを弾くことやレッスンが大好きで、楽器や関連グッズの探索はカレーと同じくらい大好物!