僕のクラシックギターには普段、ナイロン弦ではなくフロロカーボン弦を張っています。
1弦をナイロン、2・3弦はフロロカーボンの組み合わせは?
フロロカーボンの高音弦は、音に張りがあってハッキリとした音が出るところがお気に入り。
僕が使っているフロロカーボン弦はサバレスやノブロック、そしてラベラのヴィヴァーチェ。ギターやその時の気分によって使い分けいます。
何だか1弦の音が気に入らない
弦を交換して2週間ほど弾いたら、1弦の右指の弾く部分が徐々に傷付いてザラザラになってきた。しかも、弦がやや硬くなってきて音がキンキン、しなやかさも失われてきた感じだ。
この状態でギターを弾いても良い音が出ないし、何より楽しくないから、1弦だけを新しいものに交換することにしました。
以前、ギタリストの大萩康司が使用弦について語っていた内容が気になってたから、試そうと思ってオーガスチンのリーガル1弦をバラで買ってあったんです。
気になったら自分で実際に試すのが僕の流儀!
大萩康司の使用弦
■1弦:オーガスチン リーガル
■2弦・3弦:サバレス アリアンス ノーマル
■4~6弦:サバレス カンティーガ・プレミアム ノーマル
『1弦もアリアンス(フロロカーボン)だと音が鋭くなり過ぎるから、ナイロンの丸い感じが欲しい』と、この組み合わせにしているとのこと
※2022.9.19のインタビューにて本人談
弦交換にはご用心を!
クラシックギターの弦、特に細いフロロカーボン弦を交換するときに気を付けたいのが、1弦のブリッジ側の処理。1弦は細くてツルツルとして滑りやすいから要注意ですよ!
チューニングしているときにシュッと1弦が抜けてきて、表面板に弦飛び傷が付くことがあるんです。
その予防策として、僕は1・2弦だけ端を結んで玉を作っています。これなら1弦がスッポ抜ける心配なし…多分。
感想
1弦がナイロン弦になったことで丸みのある音が出るし、歌わせやすくなった。これは面白い!
最初は右指の感触が2弦より1弦が太いことに違和感があったけど、弾くにつれて徐々に慣れてきたから問題なし。
フロロカーボン弦のキンキンとした音が気になるときの対策に、とても良いと感じました。他のフロロカーボン弦との組み合わせも試してみようかな。
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まとめ
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